鼻をつまむ女性お腹の調子が悪いとき、「おならが臭い…」と感じることはありませんか?

特に便秘のときは、おならの臭いが強烈ですよね。人に迷惑をかけていないか心配になる方も多いですよね。おならの臭いは腸内細菌が原因ですが、便のようなキツい悪臭になるのはなぜでしょうか?

今回は、おならが臭くなる原因と改善するためのポイントについてご紹介します。

悪臭成分を作り出すのは悪玉菌!

おならの悪臭を作り出しているのは「悪玉菌」という種類の腸内細菌です。

悪玉菌とは、人の体にとって有害な働きをする細菌のことで、「大腸菌」や「ウェルシュ菌」が代表的な種類になります。

悪玉菌は腸内のタンパク質を腐敗させて、硫化水素・アンモニア・インドール・スカトールなどの悪臭成分を作り出します。この成分がおならに含まれると、便のようなキツい悪臭になるわけです。

つまり、おならが臭いということは、腸内環境のバランスが悪化して悪玉菌が優位になっていることです。では、悪玉菌が増殖する原因は何でしょうか?

悪玉菌が増殖する3つの原因

肉

1.肉類などの脂質が多い食事

悪玉菌が増殖する原因の1つは、肉類などタンパク質や脂質が多い食事です。動物性の脂肪やタンパク質は、悪玉菌のエサになります。多く摂り過ぎてしまうと、悪玉菌が増殖して、腸内環境が悪化してしまいます。

また、悪玉菌が増えると腸内がアルカリ性に傾いて、飲食物が腐敗しやすい環境になります。このような環境では、お通じを良くする善玉菌も少なくなってしまうため、便秘がちになります。

2.慢性的な便秘

慢性的な便秘によって食べカスが腸内に長く留まることも、悪玉菌が増える原因です。というのも、腸内は温度が37度で一定していて、悪玉菌が繁殖するための栄養と水分がたっぷりあるからです。

悪玉菌が優位な腸内環境になると、ぜん動運動も鈍くなり便通が滞るようになります。この結果、さらに悪玉菌が増殖するという悪循環に陥ります。

3.ストレスや疲労

過度なストレスや疲労があると、腸内で悪玉菌が増殖して腸内フローラが乱れることが実験によって確認されています。

ストレスに関しては、私も自衛隊のレンジャー部隊で働く若者たちの腸内フローラの変化を調査したことがあります。訓練に入る前は一般の若者と大差ない状態だったのが、2週間の過酷な訓練を終えたあとで調べてみると、老人のそれを思わせるような悪玉菌優勢の腸内フローラに変化していたのです。

光岡知足『最新版 老化は腸で止められた』青年出版社P44

おならの臭いを改善するには?

ヨーグルト

おならの臭いを改善するには、悪玉菌の増殖を抑えて、善玉菌が優位な環境を整えることが大切です。

善玉菌が増殖すると、腸内は酸性に保たれて悪玉菌が増殖しにくい環境になります。腸のぜん動運動も活発になるため、お通じも良くなります。

また、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、悪玉菌のようにガスを発生させない特徴もあります。もちろん悪臭成分も発生させないので、いくら増えてもおならが臭くなることはありません。

善玉菌を増やすためには、乳酸菌やビフィズス菌を含む食品を食べたり、腸内の善玉菌をエサになる食べ物を積極的に摂る必要があります。

おすすめなのは食物繊維が豊富な食品や発酵食品です。味噌やキムチには乳酸菌やビフィズス菌が多いので、和食中心の食生活がおすすめです。食事で摂るのが難しいなら、乳酸菌サプリメントを活用しましょう。

また、腸内の善玉菌のエサになる水溶性食物繊維やオリゴ糖も取り入れましょう。善玉菌を増やす食生活を心がけることで、おならの臭いは改善します。まずは、乳酸菌やビフィズス菌を取り入れることから始めてみてはどうでしょうか。

            

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